最近、小さかった頃の事をよく思い出すのだけど、妹との記憶があまりない事実に愕然としてしまった。
以前にも書いたが姉とは一緒に出かけていたと思う。
中学生の時に、姉と2人だけで大阪から九州の祖父母の家まで新幹線と特急を乗り継いで行き10日ほど宿泊した。帰りは父親が迎えに来てくれたのを覚えている。
その時、妹は何をしていたのか・・・
私が中学1年生なので妹は小学3年生。
今思えば、夏休み中家の中でゴロゴロしている娘が鬱陶しい可哀相 & パートの仕事を休めないので連れて行くことが出来ない だったのだと思う。
よく考えたら、妹、可哀相です。どうして自分だけ置いて行かれるの?って思ってますよね。
妹が大阪に来たのは幼稚園の時、つまり、母親の立場から見ると(今で言う)ママ友デビューでもあるのです。
前にブログで私が大阪に来たての頃の様子を書きましたが、母にとっても必死に馴染もうと努力してた時なんですよね。
小学校や中学校と違い、幼稚園は毎日の送り迎えがあるので顔なじみも出来やすいし、大阪独特の風習も学べる。
妹は妹で幼稚園からこちらにいると、小学校にあがった時は完全に大阪の人になってます。
大阪の風習で言うと、クラスメイトに誘われたので神社のお祭りに行きたいと言っても許してくれなかったり、地元のだんじりを引きたくても渋い顔をされた。
しかし、いつの間にか町内だんじり用のハッピを用意してくれ参加出来るようになってました。多分、幼稚園のママ友からこの地域のことを教わったのだと思います。
お陰様で無事にだんじりに参加出来た私ですが、じゃあ、姉は?と考えますと、既に中学生になっているので他人事だったようです。心の中では自分がもっと子供だったらと思っていたかもしれません。私も2年くらいで満足してしまい、ひかなくなりました。
で、妹は?と言いますと、ハッピどころか全身祭り姿に身を包み、毎年毎年地元の友達と狂喜乱舞しておりました。幼稚園からの知り合いっていうのが強みです。
姉妹でも、微妙に育ち方が変わります。
小学生の頃は、どうして私だけがしてはいけないの?と思い、母親に対して腹が立つことが沢山ありましたが、今考えると、仕方がなかった場面もあったなと分かります。
よく、同じに育てたつもりなのに!なんて言いますが、それは無理です。
子供自身の性格が違いますし、場所が変われば風習も変わります。
環境に合わせただけで正反対になる場合もあるし、それは親自身にもどうすることも出来ないです。
「兄弟姉妹分け隔て無く、まったく同じ様に育てています」って親がいたら、反対に信用出来ないな~と思う私が居ます。