カレンダーに赤丸を付け、ゴミ最終日を家族中にお知らせするクリスマスイブ。
枕元に置かれたプレゼントを抱いて飛び跳ねた幼少期は遙か昔、恋人とプレゼント交換した青春時代は思い出となり、サンタさん来たよと喜ぶ長男を横目に、すべてを見透かしたような目で見ていた娘は今や東京の空の下。
我が家のカレンダー12月24日に付いている一段と大きい赤丸は、廃品回収およびアルミ缶回収の年内最終日でございます。
子供達が小さい頃家にあったクリスマスツリーは数年前に断捨離し、ケンタッキーの入っていたサンタの赤いバケツは、今も現役でゴミ箱としての役目を果たしております。
家のあちこちに家族の思い出を散らばらせながら、中に住む人は歳を重ね、あるいは巣立ち、あるいは子供部屋おじさんとなり、今年もあと一週間となりました。
毎年そうだが、大掃除とゴミ出しが年内最後の大仕事だよな。
なんの色気もありゃしない。