明神山
大和川沿いを歩く。
JR大和路線の高井田から三郷までの道。
電車に乗っていると、ここは大阪か?というような車窓が見えるが、すぐにトンネルに飲み込まれ、吐き出されてはまた飲み込まれる。
最終的に吐き出された場所はすでに現住民の住む世界。
たった数分のあの世界はどうなっているのだろうと、いつも不思議に思っていた。
それで歩いたのが、亀の瀬地すべり。
今回は、大和川と線路の向こうに見える山、明神山に行ってきた。
この写真は、下の地図の赤丸辺りから撮った写真。
Googleマップの航空写真だと、こんな感じ。
二つの山の間を流れる曲がりくねった川。
そりゃ、洪水も起きやすいし山崩れを起こしても不思議じゃない。
川に沿って走る線路も、鉄橋やトンネルなどかなり難儀したであろうことが想像出来る。
今回は、王寺駅まで電車、そこからバスにのり明神四丁目で降りる。
降りるとすぐに明神山ハイキングコースの案内がある。
道も整備されていて機嫌良く歩き始める。
しばらく登ると、大和川の向こうにある亀の瀬地区地すべり対策の看板。
これが、こっちから撮ったあっち。
あっちとは ↓ このこと。歩いた道がくっきりと写ってる。
これが、明神山の展望台。
展望台で休憩したあと、大阪側に降りるのだけど、こんな道なの。
ちっさな案内が出てきたから間違いないとは思うのだけど。
途中、鉄塔の真下に出る。
また鉄塔。
そういえば、向こう側からも鉄塔が見えてたよね。
そして、ようやく大阪側の出口(入り口とも言う)に到着。
こんな狭い道で、小さな案内板。
こちらから登る場合は、注意してないと見逃しそうだね。
ここから駅に向かって坂道を降りるのだけど、見晴らしは良かった。
ごみごみした街中から山を見てたら、気持ち良いだろうなって考えるけど、実際に登ったら不安な気持ちが大きかったりする。
王寺から明神山展望台は割と人がいるのだけど、展望台から大阪の方に行く人はほとんどいない。
案内板も少ない。
だからなのか、人とすれ違うとほっとして心から挨拶してしまう。
駅に向かって歩いているとビルと車と人が増えてくるけど、挨拶なんて絶対にしない。
挨拶したら、きっと変な目で見られる。
それが、現実に戻って来たって事なのかな。