誰かがいる

誰かがいる

 大河ドラマ「光る君へ(16)華の影」今回は特に、45分が5分で終わった感覚です。

ききょうが御簾を巻き上げる所や、イケメン公達の雪遊びなど見所満載だったのですが、最後の倫子様の笑みが怖いよ~

倫子様でもない、明子様でもない、心に誰かがいる。

そうなんだけどね~

倫子様と子供達、親子で穏やかに過ごせれば良い、入内なんかさせない・・

寝ている子を撫で、もうひとりは抱っこしている穏やかな一家だんらん。

だけど、まひろとの約束は頂点に立たないと出来ない事だから、それには娘を入内させるしかない。

結果として、まひろのために娘を利用するってことになるのか・・

そう考えると、倫子様の笑みが悲しくて苦しい。

枕草子の場面が出てくると、心の中で『来た!』と叫んでしまうが、定子後宮が艶やかで賑やかであればあるほど、今後の悲しみが増す。

枕草子は、鎮魂の書だ。

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